心理的なフシ目となる9000円と、5日線を意識した動き 「本日のマーケット」


 本日の見通し

 前週末7日の米国株式市場は、反発した。
 ダウ工業株30種平均が前日比248.02ドル高の8943.81ドル。
 ナスダック総合株価指数が同38.70ポイント高の1647.40ポイント。
 出来高概算はニューヨーク市場が12億2600万株、ナスダックが19億2500万株。

 朝方発表された、10月米雇用統計(季節調整済み)が、事前予想の20万人減から悪化し同24万人減となり、10月米失業率(軍人を除く)は6.5%と前月の6.1%から上昇。景気の先行き懸念から前日急落していただけに、雇用関連指数の悪化はある程度織り込まれていたとの見方から、押し目買いが優勢となった。注目された、米自動車大手GM(ゼネラルモーターズ)の7~9月決算は最終損益が25億4200万ドル(約2400億円)の赤字。


 10日の東京株式市場は、シカゴ先物の清算値(ドル建て)が大証終値比185円高の8845円で取引を終了しており、サヤ寄せしてのスタート。
 7日現在で、日経平均株価の5日移動平均線が8938円、25日移動平均線が9012円で推移しており、ミニゴールデンクロスの可能性が視野に入っている。
 心理的なフシ目となる9000円と、5日線を意識した動きとなるか。

 また中国国務院(内閣に相当)が5日開いた常務会議で、今後約2年にわたり総額4兆元(5860億ドル)の財政出動を行うことを決めたとの一部報道もあり、ドル/円は一時99.40円まで上昇。東京市場でも、米株高と円安を背景にいったん買い戻しが先行するとみる。

 けさ発表予定の9月機械受注は事前の市場予想で、船舶・電力を除く民需で前月比4.9%増と、4カ月ぶりのプラスとなっているが、予想を大きく下回るようであれば上値が重くなるとみたい。

 今週末にワシントンで開催が予定されている、臨時の金融サミットの予備会合として注目されたG20(20カ国財務相・中央銀行総裁会議)が閉幕。
 しかし、議長国ブラジルのマンテガ財務相が、先進国と新興国の間で協調行動の詳細が決まっておらず、金融市場の規制強化案も合意できていないことを明らかにしており、不安定な動きとなる可能性もある。

 10日の主なスケジュールは、
 午前8時50分に9月機械受注。
 午後3時に10月工作機械受注。
 日ハム<2282.T>、三菱マ<5711.T>、古河電工<5801.T>、HOYA<7741.T>などが08年9月中間期連結決算。

 米国では、
 米財務省3カ月・6カ月物短期国債の週間入札。

 欧州では、
 BIS(国際決済機構)主要国および新興国中央銀行総裁会議でトリシェECB(欧中銀)総裁が会見。

 英国で、
 PPI(生産者物価指数)が発表。
 

 7日の騰落レシオは77.06%(6日82.31%)。

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参考:外資系証券経由の注文状況、200万株の売り越し観測=市場筋 08/11/10 08:30 


 
 [東京 10日 ロイター] 株式市場筋によると、寄り付き前の外資系証券12社経由の注文状況は3570万株の売りに対して3370万株の買いで、差し引き200万株の売り越しになっているとの観測が出ている。


         社数   売り    買い   差し引き (単位:万株)


  11月 7日  12  4520  2150 ─2370
      6日  12  3930  2430 ―1500
      5日  12  4110  4700   590
      4日  12  3900  2890 ―1010
  10月31日  12  4280  4340    60
     30日  12  3840  4000   160
     29日  12  4680  4270  ─410
     28日  12  6000  2770 ─3230
     27日  12  3330  2160 ─1170
     24日  12  3490  2140 ─1350
     23日  12  5010  2840 ─2170



以上

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