損保業界の再編注目 「本日のマーケット」



 
 前週末26日の米国株式市場は続伸。
 NYダウが24日終値比47.07ドル高の8515.55ドル。
 ナスダック総合指数が同5.34ポイント高の1530.24ポイント。
 クリスマス休暇中で出来高概算はニューヨーク市場が5億1678万株、ナスダックが5億9370万株と薄商い。
 FRB(米連邦準備制度理事会)によりGM(ゼネラルモーターズ)の金融子会社GMACの銀行持株会社化が承認されたことで破たんを回避できるとの見方から、GMを中心に自動車株が買われた。ゼネラル・モー
ターズ(GM) <GM.N> が急伸。同社が出資する自動車・住宅ローン会社GMACの銀行持ち株会社移行が承認されたことを好感した。
 連邦準備理事会(FRB)は24日、GMACの銀行持ち株会社移行を承認した。これによりGMACは、財務省の不良資産救済プログラム(TARP)の対象となる。
 OPEC(石油輸出国機構)の減産決定をサウジアラビアに続きUAE(アラブ首長国連邦)も順守すると発表したことが伝わり、原油価格の上昇を受けてエネルギー株が買われた。
 クリスマスに相場が上向くことは広く期待されているが、基調的な指標はまだ弱い。今回の景気後退は世界的なもので、おそらく一段と深刻化するとの見方も。
 GMACの銀行持ち株会社移行承認を受けて不透明感が若干改善し、投資家の懸念が和らいだ。GMは約13%高。フォード・モーター <F.N> は8.5%高。
 米原油先物 は1バレル=37ドルを上回る水準に上昇。石油輸出国機構(OPEC)が前週に決定したこれまでで最大となる減産について、サウジアラビアに続きアラブ首長国連邦(UAE)も減産を順守するため供給量を一段と引き下げると発表したことが要因となった。
 エクソンモービル <XOM.N> は1.9%、シェブロン <CVX.N> は1.1%、それぞれ値上が
りした。S&Pエネルギー株指数 <.GSPE> は1.8%高。
 クリスマス明けのこの日、S&P小売株指数 <.RLX> は0.1%安となった。スペンディングパルスが前日発表したデータによると、年末商戦期の米小売売上高は、景気低迷や悪天候の影響でここ数十年で最悪の結果となった。
 オンライン小売大手のアマゾン・ドット・コム <AMZN.O> は0.7%上昇し逆行高。年末商戦期の売上高が過去最高になったことを好感した。
 アパレル大手のジョーンズ・アパレル <JNY.N> は44.5%高。12億5000万ドルの複数のクレジットラインを6億ドルのライン1つに絞り込むと発表。


 先週末(26日)の日経平均株価は前日比140円高の8,739円。
 TOPIXは同10ポイント高の846ポイント。
 騰落銘柄数は値上がり1,176柄、値下がり374銘柄、変わらず130銘柄。
 後場、公的資金の観測があった。ほぼ高値で引けたが、手掛かり材料の乏しい中、商いは細り、東証1部の売買代金は6,700億円。投信設定や公的資金の買い期待が指数を押し上げた。
 3本の日本株投信の設定があり、先取りとみられる買いが入ったほか、閑散相場で主力株に動きがない半面、材料株の循環物色が指数を押し上げた。大引けにかけては一段高。年末の株価水準を意識した一部の国内機関投資家が、買いを入れた模様。
 日本株投信の設定をねらった投資方法もある。
 機会があれば、解説したい。

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注目記事:「架空資産バブル」の崩壊はこれから、BISの積極関与も必要 08/12/26 15:51

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損保業界の再編注目 「本日のマーケット」2008年12月29日

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