アメリカのオバマ新大統領が就任、地検特捜も新年、捜査を本格化等々と、テーマはいろいろありましたが、今回はやや趣向を凝らして、オムニバス風に「最近のベタ記事」から「世の中」を見てみました。
若いころ、サツ回りの先輩から「ベタ記事が抜けないやつには、段ものは言うに及ばず、ましてや社面、1面ものなんて」とよく聞かされたものです。その後、若い記者を指導する立場になって、口をすっぱくするように繰り返したのが、この言葉。
今回、取り上げたベタ記事は「抜きネタ」とは異なりますが、ベタ記事の楽しみ方に関心を持つきっかけになれば…。
酔デスク氏のプロフィール。
新聞協会賞を5度逃した某新聞社社会部デスク。離婚歴1回(たぶん)。左遷歴数回(たぶん)。左遷先で酒と女に溺れそうで溺れない・・・・という特異体質。「新聞協会賞をとったという記者は多数いるが、連続して5回も逃したというのは珍しい。やはりこれも、ひとつの才能だろう」(当方ボス談)。やはり、うちのサイトでストレスを発散していただき、来年はちゃんと賞をとってもらおうということで連載開始。
鬼デスクの酔いどれ日記
十回目「ベタ記事恐るべし」
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ベタ記事恐るべし2009年1月26日
どのべた記事も、犯した罪は新聞の一面や社会面を賑わすような事件ではないが、精神の荒廃を感じます。
例えば葬儀場での事件ですが、亡くなった方の悪口を言うだけでも、憚られるような気持ちが普通は働きます。それが、非常に珍しい罪状名もさることながら、遺体(知人の男性の母親)が入った棺を手で押して台から床に落とすという行為には、死者への畏怖の念が全く感じられません。背後に雇用上のトラブルがあったようですが、文脈からしますと、関っていたのは知人の男性の方と受け止めました。
逆に生前にその家族に危害を加える行為の方が、犯罪者心理としてはまだ頷けますが・・・。