「ぼやき三毛猫」、日本がダメだと世界がダメになる。
第7回目 木炭車はドイツの発明
「ぼやき三毛猫」さん(その実態はその筋さん)からの寄稿による不定期連載です。
さて、「ぼやき三毛猫」さんの寄稿も7回目をむかえました。
実は、読者の方からは、「読みにくい!」という指摘をうけています。
「編集段階で、もう少し手を入れた方がいいだろう」という、同業者からの指摘もあります。
ただし、いずれのアドバイスも、当方のボスは感謝しつつ「パス」しています。
なぜでしょうか?
「読みやすい原稿がいい原稿という風に、俺たちは教わってきた。そして、すべてをその基準で、取材して、その基準で編集してきた。さらに、その基準で人様の原稿を判断する時もある。
しかし、考えて欲しい・・・。読みやすい原稿とはなにか?これは、ひとつ間違えると、読者に媚びていることにならないか?
オレは、一見、読みやすい原稿にかならず『ワナ』を仕掛けろと・・・・といっている。読者のためにも、筆者のためにも『ワナ」を仕掛けろと・・・。平易で読みやすくて、理解しやすい原稿なんて、本当は二束三文でないか?我々は、二束三文の原稿に飼い慣らされてきたかもしれない。それは、一見理解しやすい、日教組ご推薦の歴史教科書をよむがごとくだ・・・・。
もちろんこれは、マスメディアでは、相手にされない話。
それは、そうだろう。10万人とか、30万人の不特定多数の読者を相手にするとなると、話は別である。
しかし、1000人の読者を相手にした場合はどうだろうか?いや、10人の読者でもいい。10人の読者がいれば、そこには可能性がある。10万人の読者がいたとすれば、それはただ原稿料があがるだけだ・笑。原稿料で飯がくえるかもしれないが、10人の読者が振り向いてくれないかもしれない。
三毛猫さんの原稿は、散文でも、韻文でもない。
あえて、暴言をはけば、10人の読者のために書かれたものだ。
10人の読者のために、かかれた原稿があってもいい」(ボス談)
うむ・・・・・・・10人というのは、たとえとしても・・・・。
読みやすい原稿が、必ずしもいい原稿でない。
というあたりが、ボスの言いたいことのようなのですが・・・・・
本当は、オレはよーわからん。
つまり、あと9人の皆さんに、判断願います。
(1人は、当方のボスですから、残り枠は、9人です)
ちなみにわかりやすい原稿を書き、編集することで著名な北岡記者は、
「ジャーナリストや書き手としてはすでに一流のボスであるが、編集者やプロデューサーとしては一流をこえていると自負しているボスである。オレは、編集者としては、ただの一流だから、一流を越えた人の話はわからんが、この人のやることは、ただの一流でないことは、過去の例からわかるように、見守るしかない。ただの一流ですみません^^;」(北岡記者談)
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木炭車はドイツの発明
「ぼやき三毛猫」、日本がダメだと世界がダメになる。
第7回目 木炭車はドイツの発明
by ぼやき三毛猫
トヨタがハイブリット車を作ったきっかけは第四次中東戦争によるOPECの価格の高騰。生産調整による第一次オイルショックが発生して、原油高騰による輸入量低下でガソリン需要と価格の高騰によって社会混乱を招いた。
戦争による資源権益で泣かされた過去がある当時の日本国民は、メディアの後先を考えない配慮に欠けた扇動気味の報道で混乱した面もあるが、これは日本の置かれている立場を国民に分かりやすく体感させたのではないでしょうか?
戦争は戦勝国にとって経済復興のきっかけになりますが、敗戦国となった日本には辛い過去でしかありません。特に戦時体制時の国内経済は資源の使用用途を有事に優先的に使う事になり、国内経済や公共交通機関へエネルギー需要動向のしわ寄せがきて、国民生活にも多大な影響を与えた。
昔の日本には木炭車という車がありました。
木炭車というのは木を生焼きして、その時に木材より発生する燃焼性ガス(水素ガス(H2)とCO(一酸化炭素)を燃やしてガソリンエンジンを動かす車です。
当時の木炭車を性能を上手く表現した人は落語家 二代目三遊亭円歌で木炭車というお話で上手く表現しています。
二代目三遊亭円歌9 社長の電話 / 木炭車 / 染色 / 電報違い
さて、その木炭車、実は今の時代に言えば代替え燃料自動車の先祖に当たる車になります。
この木炭車というのは日本オリジナルの技術ではないのです。
実はドイツ人が作った事は意外と知られていません。
Wood gas
From Wikipedia, the free encyclopedia
今の様に電化生活で、快適な生活をおくるためには、電力を生む動力が無ければ得られない訳です。また電力を生む為に環境問題が大きく関わってきます。
快適に生活する為に空調や通信、生産活動を出来る環境ではなかった頃は
夜の明かりを得る事さえ難しかった。明かりを得るで人間の生活は大きく変わります。火を使える人類は経済と社会を変える杖を得たと言えるのです。
しかし、火を持つ事は何時も燃やしていく必要があり、その為の燃料を得る必要もあります。人類の歴史は火を持つ事によって得ることができる快適な生活を得る為に経済を創出し、技術を作り、資源を得る為に争いを常に起こしてきたのが人類の歴史でもあったのです。
火を得るという事は燃料を得る事ですが、木材を可燃物して使う事は火を作る事も管理する事も困難を伴います。つまり便利じゃない。特にイギリスで産業革命を起こすきっかけとなった蒸気機関を動かす為には大量の発熱を生む可燃物を得なくてはならない。
それは自然を知らなくては何も分からない事になる。
この事を理解すると人間は生きていく為に知恵と知識を得る必要がある。
教育はまさに生きる為に必要である事が分かるはずです。
科学や物理、数学という学問は事象を表現し、事実と現象を知る為に人間が考察し、生活の為に便利な物を作る知恵であるとも言えます。
火を得る為にはより大量な可燃物を得る必要が迫られた人類は石炭に活路を見出します。しかし、石炭を得るには山や自然を知らなくてはいけない。
鉱物学とはまさに宝石や石炭、のちに石油や天然ガスを得る為に必要な学問なのです
考古学が生まれる経緯は、まさにこの宝物を見つける為に赴いた地で調べていた時に見つけた。未知で新たな人達の暮らしを知り、過去を見つける学問にもであったわけです。
木炭車とは言うのは木を使う事で得る光や熱をより効率的に得たい為に生まれた技術の応用だったのです。
ドイツが第一次大戦後の補償金に苦しみ、極端なインフレによって経済が苦境に陥る事で政治は極端な方向に進みますその結果がのちに極端な選択を国民が選ぶ事になるのです。
しかし当時は誰も予想していなかった。
ヒトラーが誕生するきっかけはその日の生活に困った時でも国民は国を正しい方向に導くという視点を国民自らで正しく知らない事であり、豊かさを得る事には責任がある事、そして人はその責任を自らで持たなくていけない。
国防とはこの責任を当面の生活の為に誤った力を行使する事を防ぐ為にある。平和と繁栄は紙一重である事を我々は肝に銘じていかなくてはいけないのです。
日本もこの過去を正しく見ていない事で今の苦境した状況に陥っている事は歴史の皮肉としか言いようがない。
豊かさを得る事は得た事よりも得る為に何をしてきたかであり、その時に起こった出来事が歴史を作っていく。今を生きている我々にはその責任があるです。
実はユーゴで作っていて走っていた木炭車サイトを載せておきます。
http://freeweb.deltha.hu/zastava.in.hu/wood-gas.htm
FAOが作った木炭エンジンの資料も載せておきます。
http://www.fao.org/DOCREP/T0512E/T0512e00.htm
ユーゴでの争いも最近の出来事だったのに我々日本人は忘れやすい国民だったのだと改めて再確認する次第です。
三毛猫さんの記事を楽しみにしている一読者です。
伝えたいことを丁寧に表現しようという心意気を感じますし、取り上げるテーマも興味深く拝見しております。三毛猫さんの人柄が滲み出ている魅力的な記事を、今後も愛読させていただきます。
お久しぶりです!会館の美女です!
アタシのコラムは読みやすいとよく言われますが、こんなアタシがコメントしてもいいんでしょうか?
なおアタシは一流の美女です、多分、きっと、恐らく。。。(辻野にーさん、否定しないでぇ。。。)
読みにくいとご指摘された事は
文字にして表現する事が私が未熟なのかもしれません。
しかし、当たり障りのない事を書くつもりはありません。
そんな文書を書くなら
BBCのトップギヤの様なTV番組を作りたいです。
自由で公平な報道とはこういうものです
Top Gear – killing a Toyota pt 1 – BBC
http://jp.youtube.com/watch?v=Lrk6vsb77xk&feature=related
Tank VS Car
http://jp.youtube.com/watch?v=MGyNzXUOdGg
この連載は論旨明解で、読みにくいってことはありませんよ。
読みにくいとすれば、その豊富な知識によってあふれ出る文章が、
若干千鳥足っぽいことですけど、それは逆に「魅力」でしょう。
毎回興味深く読ませていただいてます。
まー他の連載陣が上手すぎるということで。
ドイツで造られた木炭車の技術と理念が脈々と受け継がれて、トヨタのハイブリットカーになったという。
文明は学問や教育という文化を生み出す一方、必ず争いを巻き起こしていく。文明の発達と戦争は糾える縄の如し。
木炭車を例にとりながら、三毛猫さんはそのように説いておられるのでしょうか。
関連してふと思ったのですが。
原始時代の人が火の熾し方(これは技術ではなく偶然?)を発見して、ずいぶん日々の営みも変わったであろうなと。卑近な例を挙げますと、獣の肉を生で食していたのが、焼くことで
香ばしさや食べやすさを知ったというような・・。
以上、三毛猫さんの記事に触発されました。
木炭というのは作った人が無い人は分からないと思いますが
手間がかかるし、苦労が多いのに身入りが少ない燃料でした。
実はこれは森林(植林)管理の側面があったのです。
今、日本の森は安い輸入材に駆逐されて荒廃しつつある。
割り箸も実は間伐材を使えば良いのにコスト重視をした為に悪物になっている。 世界はいずれ水が足らなくなると言われていつつある今(アメリカではこの為に日本の食料自給率問題まで関わってきます)森(自然)と上手く共存し物が無くても知恵で生き残ってこれた日本を知ってもらいたいと書いて見ました
木炭車はあまり実用的でない事は某国産車メーカーさんも技術車さんも手伝ったテストで分かっています。
確かトヨタさんだったと記憶していますが・・。
中味があれば、何でもいいです。
読みやすくても中味の無い記事は・・・so what。
三毛猫さんの記事、無料なのに知的好奇心を刺激してくれますし、
世の中には知らないことが一杯あると思わせてもらえます。