今回の北朝鮮の思惑と、米、英、仏、露、中、韓国の考察


 マツナガ・ボスから、「今回の北朝鮮のミサイル発射騒動を、欧州まで広げて考察する人がいない。これはおもしろくない。よってぼやき三毛猫さん、やっちゃって下さい。締め切りは明日厳守!!!!」(マツナガ・ボス談)

 この「やっちゃって下さい」というのは、猥褻というか猥雑な響きがあって、私としては一瞬、腰をひいたのだが、他ならぬマツナガ・ボスからの依頼である。

 そこで、「やっちゃって」みた。
 なんとか締め切りにはまにあったか?

ぼやき三毛猫」、日本がダメだと世界がダメになる。
第17回目 今回の北朝鮮の思惑と、米、英、仏、露、中、韓国の考察


 
まず本題に入る前に、以下のニュースをみてほしい。これはオフイス・マツナガが開発した「β版のニュース検索サイト」からだ。


仏軍艦38年ぶり長崎寄港 出港は4月3日
長崎新聞, Japan
フランス海軍のフリゲート艦ヴァンデミエール(二、九五〇トン、九十二人乗り組み)が三十日、長崎に寄港した。四月三日に出港する。 核保有国のフランス軍艦の長崎寄港は一九七一年三月以来。ヴァンデミエールは昨年八月に佐世保に入港した。長崎は初めて。



被爆地、対応分かれる 仏軍艦長崎入港 平和団体と市抗議、県は歓迎
西日本新聞, Japan
フランス海軍のフリーゲート艦「ヴァンデミエール」(2、800トン、乗組員93人)が30日、長崎市の長崎港に入港した。核保有国の軍艦寄港に平和団体や長崎市が「被爆地・長崎の市民感情を害し、核兵器保有を容認することにもつながりかねない」などと反対したのに
仏軍艦が長崎入港被爆者ら抗議、県は歓迎 読売新聞


 フランス海軍の艦艇がこの3月30日から、4月3日にかけて長崎港に寄港するというニュース。情報関係に興味があるひとなら、今回の寄港が、ただの親善寄港とは思わないだろう。当然、フランス海軍は、今回の北朝鮮のミサイル発射騒動の情報収集にあたる。これは当然のことだ。
 しかし、日本のマスコミはそのことにふれずに、「被爆地長崎への寄港」という点だけを取り上げている。
 ・・・・・・・・・・これが今のマスコミの質である。という議論は今回はしない。

参考:フランス海軍艦艇の訪日に伴うホストシップの派出等について



北朝鮮の人工衛星発射(実質弾道ミサイル発射試験)について
今回の北朝鮮の思惑と 米、英 仏 露 中 韓国の考察
by
ぼやき三毛猫


北朝鮮の思惑

まずオバマ大統領へのメッセージ。
これはまず体制維持と中国との関係。
北朝鮮には未開発の鉱物資源開発がある(中国はすでに入り込んでいる)
現体制の意図は体制維持、南北統一は中国との関係強化による北メインの統一。
核兵器、弾道ミサイル技術保有は日本とアメリカへの対抗であり、中国が海に出る為の間接的支援意思の証明(中国の海軍力強化と覇権(資源覇権))
(宇宙技術開発は国防力の強化である)


露国の思惑

MDと経済対策(金融危機による資本引き揚げが大きい)
メドジェーデフ(プーチン)政権は国防予算は減らしていない(むしろ増えている)
北朝鮮とロシアは鉄道網を改修し、また一部地域に開発支援を中国とともに支援している。
(悲願である日本海と太平洋への介入を目指している)
ロシアのサハリン天然ガスは日本への介入するその布石である。
また、ロシア軍はソマリアへの海賊対策としてロシア海軍太平洋艦隊部隊を派遣する為に一度中国に友好親善入港をする(時期は北朝鮮ミサイル試験期間中)
ドル基軸体制離脱の為に欧州やアジア、中東、反米思考の南米にすり寄る。


韓国の思惑

金融危機による対外債務問題と国内経済、北朝鮮との関係と半島統一。
その為のハードルとして核、拉致、ミサイルは日本より融和するスタンスを取る可能性が高い(金賢姫のメディアとの接触復活はその意図である)
統一は朝鮮民族の悲願である。今回の北朝鮮ミサイル発射(弾道ミサイル試験 )は出来るだけ日本ペースで動かせたくない。
統一後の利点として北の核・ミサイル技術を保有する意図はあるだろう。
(これは日本と中国への対抗もある)


米国の思惑

米国は中国との偶発的緊張は避けたい。
また北朝鮮にアフガンとイラクに派遣している現状として、これ以上の兵站拡大は金融危機による国防予算削減が叫ばれているし、国内政治動向を考慮するとオバマ政権にはむしろマイナス面が大きい
オバマ政権とアフガンとパキスタン動向が悪化しつつある現状を考慮して出来るだけ、太平洋に緊張を持ち込みたく無い。米軍には余裕がなくなりつある。
アフガンはまさにアメリカの鬼門となりつつある。
(イギリスだってアフガンは諦めたのだ)
GMの追加融資も基本的にはドル体制崩壊を防ぐ先延ばしであり、G20でアメリカはその支援の懇願をする場になるだろう。
オバマ政権の進めるグリーンニューディール経済復興計画でキーパーソンは、日本周辺を含むアジアとアフリカである。
アフガンとイラクからアメリカが目指す勝利ある撤退に必要な治安安定の為には文化理解と経済支援が要であり日本が重要なパートナーになる。


英国 

G20は金融国家英国復活の為に何としても支援を取り付けたい(ポンドの維持)
今後の経済発展の基礎は新興国で、インド、アフリカ(旧植民地)、南米、そしてアジア(北朝鮮の金体制崩壊後の戦後復興?)
経済危機としての今後経済成長が環境対策経済に移行するあたり、排出権問題(取引)、環境対策技術に必要な地下鉱物資源利権が中国との軋轢を生む(オーストラリア)
英国もアジア重視にシフトする
(ユーロファイターの日本への売り込みはそのきっかけ)


仏国

米国とは国防面ではロシアとの対抗の為に歩調を取るが基本は、「私がNATOで一番でありたい」
準基軸通貨ユーロの価値を高めるために中東やアフリカで米国にテロ指定された米国との経済制裁で疲弊した国への影響力を高めたい。
英国との関係も値踏みしている節もある。
フランスも実は武器輸出大国、日本への売り込みを図りたい。
MDシステムによるアメリカ一国強固な国防体制への対抗がある。
その為に今回の北朝鮮ミサイル発射問題は重要な情報収集活動をしている。
G20はユーロを基本とした多軸通貨体制経済(円、元、ドル)への布石を足掛かりとしたい。


日本の課題

1.日米同盟の再確認と自国の国防・治安体制の再構築

具体例として、
 海軍力強化と米軍との情報共有・国内防諜体制の強化。
 独自国防技術開発とライセンシー問題。
 次期FX機選定問題はむしろ日本の国防企業にとってチャンスである。 
 米軍だけではなく欧州(NATO軍)の共同訓練による関係改善

2.ドル体制崩壊を考察した円の準基軸通貨への準備

3.前記を考慮した国防・外交・経済・文化政策の改善

基本概念として
 環境、情報、文化、民族種の存亡、自虐的歴史観の脱却。
 公共事業は国防と環境と教育をメインする。

日米同盟の問題が今回の北朝鮮ミサイル発射危機で露呈した諸問題を解決するきっかけになる。
それは憲法九条的国家観・歴史観から脱却である。

以上  



 

コメント / トラックバック4件

  1. 一般読者 より:

    >公共事業は国防と環境と教育をメインする。
    あと、少子化対策も入れてやって下さい。
    現在の1年間の出生数~100万人、って、多分、江戸時代とほぼ同じレベルの異常な数字。
    現在、少子化問題さえなければ、いまの日本で大問題となっている年金問題とか介護問題とかデフレの問題とかは、多分、なかったはず。
    中長期的には、少子化問題(および教育問題)の解決がなければ、日本の閉塞感は打開できないように思えるし、このふたつの問題が解決できれば、他の問題はなんとでもなるようにも思えます。

  2. その筋さん より:

    少子化対策は教育の部類ですよ。
    移民対策なんて論外ですが。
    家族のあり方と日本の国家観はここに尽きるからです。
    サザエさんの家族を今に当てはめると解決するはずです。
    ジェンダー?
    子供の権利?
    そんな事を言うなら流産させようと群れて教師を苛める
    馬鹿餓鬼を作った親を生みだした教育は何なんだと問いたいです。

  3. 訂正 より:

    >北朝鮮の人口衛星発射(実質弾道ミサイル発射試験)について
    お疲れさまです。そーと、訂正しておいてください。
    人口衛星→人工衛星
    管理人:汗;ありがとうございます。
        そーと、訂正します・笑。

  4. その筋さん より:

    ご迷惑をおかけします。< (_ _)>
    サザエさんの家族を
    今の実情に合わせてみてください。
    まる子ちゃんの家族も厳しい人は
    怒るかもしれませんね。

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