産地偽装の問題を、ただ、モラル問題でかたっていいのか・・・・
「ブラック-ショールズ方程式」による計算の結果だとしたら・・・・
「つまり、産地偽装を生じさせる構造があると?」
「それは、誰だって、産地偽装なんかやりたくないでしょう?産地偽装による見込み利益と偽装発覚による倒産確率とを、ブラック-ショールズ方程式!で計算して、行動を起こしているわけではないと思うわ」
「倒産の恐怖にかり立てられてるんじゃないかということだな」
「まあ業界の全貌はわからないから断定してはいけないんだろうけどね。例の偽装建築士の姉歯も、受注を確保して事務所を存続させることが目的だったのよね」
「倒産=死の恐怖にかり立てられて、堅気が偽装に手を染めるのは、ブラック-ショールズ方程式による計算の結果ではなく、合理的選択の結果でもないというわけだな。それはそうかもしれない」
「そう考えたら、経営者の行う非合理的選択を経済学の枠内で説明できるんじゃないの?」
「そういう見方をしていくと、経営者の群像に捺された奴隷の刻印は、至るところで観察できるようだな」
「経済収縮期にある日本列島の住人は、これからその刻印を、これまで以上に、イヤというほど見せられるんでしょうね」(本文より~)
真名のケーザイ探検
第十六回 経営者の群像には奴隷の刻印が捺されていないか?
by 真名
小見出し
産業家の位置づけ
会社は自転車操業が本質
スターバックスの逆回転現象
産地偽装を合理的に選択
モラルの問題だけど、モラルの問題だけではない
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経営者の群像には奴隷の刻印が捺されていないか? 2009年4月18日
「背に腹はかえられない。」という言い方がある。背は、物をかついだり、背負ったりすることに使われるが、一方、腹は、いつも満たすために存在する、、、すなわち、生存が唯一の生存目的である。したがって、背に腹はかえられないのは、義か生存か、という二者択一問題に人間迫られたとき、いくら日頃立派な義理や大義を背中に背負っていても、イザというときは腹の生存のほうが優先されるということ、、、普通の人間の場合は。
戦前のわが国にも、こういう二者択一のときがあった、、、ま、戦争の歴史はこの繰り返しといっても過言ではない。
奴隷の刻印とは、経済奴隷と言う意味ならば、国家もこれに該当している。
近代国家は、普通、経済奴隷ですね。
大日本帝国が戦争に入らざるを得なかった理由も、
もちろん、経済、特に対外債務が真の原因だと思うのですが。
イデオロギーの問題などではないです。
英語で「背に腹は変えられない」をどう表現するか
Hunger has no law.
Self-preservation is the first law of nature.
Necessity knows no law.
When you are at sea, you’ve got to either sail or sink.
Close is my shirt, but closer is my skin.
Near is my shirt, but nearer is my skin.
Beggars can’t be choosers.
Hunger is the best sauce.
Hunger knows no delicacy.
Hunger makes any food palatable.
Needs must when the devil drives.(悪魔に追い立てられればどうしてもせざるをえない)
義はまさに根源であるがしかしそれだけじゃダメですから
仁であるとそこに付け込まれたから戦わざるを得なかった。
私が奴隷という言葉が
どうも好きじゃない理由はこの点なのです。
日本は昔からそんな言葉を使わないし
知らない国だったからです。