小泉新党と飯島秘書の辞任

 飯島機関というとあれだけど、飯島秘書と直接のパイプのある、浅川博忠さん、大下英治さん、須田慎一郎さんなどが、一斉に動き出した。日刊ゲンダイをやめた二木さんも、そろそろ動くとおもいますけど。


 ま、浅川さんは、辻野記者も、うちのボスもよーく知っていて、多数いる政治評論家の中でも、堅実で誠実。政局の見方は、オーソドックスで奇をてらったり、大見得をきるタイプでない。一見、地味にみえるかもしれないけど、田原総一朗さんみたいに、「自分が、自分が・・・・」と出しゃばるところがないので、結構、玄人受けしている。
 その浅川さんが、小泉新党の可能性について言及した。
 大下さんも、須田さんも、それぞれその可能性を言及した。
 おもしろいのは、同じ小泉新党もしくは、小泉待望論を話すにしても、三者三様だということ。同じ飯島さんの話をきいていても、それぞれに温度差やニュアンスの差がある。これは、他人事としてみているとおもしろい。


 つまり、同じような情報がありながら、うちの事務所で、ボスや辻野記者や、以前いた北岡記者らが、話しだすとまったく別の話になるという、あれだろう。これもすぐ側で他人事としてみているとかなりおもしろい。最後に、ビール瓶が飛んだり、灰皿飛んだりするのでそれに当たらないようにするのがコツだけど。


 そのなかで、やはりKYなのが小泉チルドレンの面々。とくに内容のないことをべらべらしゃべることで有名な猪口さん。「小泉新党は小泉チルドレンを救済するためにあるんじゃない」と温厚な浅川さんにしては、珍しく声を荒げた。


「5年間も総理をつとめた人に、再登板をお願いするのなら、38人ぐらいの推薦者名簿もっていくのは、失礼だ。やるなら、80人100人ぐらいの名簿をもっていくべき」「先の参議院選挙の敗北の原因は、小泉改革の負の遺産部分に焦点があたったこともみなくてはだめだ」「ただ、小泉改革の継承とオウム返しのようにいったって、自己保身とおもわれるだけ」


 ほほう、浅川さんいいますね。猪口さん、ダラダラ表面をなぞったことだけ話していると、ますます小泉チルドレン全体の地盤低下になるから、すこしはわきまえたほうがいいでしょう。
 
 ところで、飯島秘書官が小泉事務所に辞表をたたきつけた。飯島さんの言い方だと、「二度と小泉事務所の敷居はまたがない」そうだ。「小泉のためなら命をすてる」といってきた飯島氏。実際、何度か、命をかけている。そのシーンをすこしはみさせていただきました。


 ボスのいい方だと「飯島さんは、小泉さんの秘書だけど、小泉事務所の秘書じゃないということでしょう」さらに、「飯島さんは、小泉さんが総理をやめた段階から、小泉事務所からの離脱をかんがえていた」そうだ。つまり、分離独立をはかろうとしていた。なんでか?怖いものなしの飯島さんでも、目の上のタンコブがひとりいた。ボスや辻野さんが、飯島さんと取材というか世間話している最中でも「飯島」と平気で呼び捨てにする小泉さんの実姉の存在だ。ま、呼び捨てにされるぐらいはいいとしても、なんせ小泉事務所の資金管理は彼女が仕切っている。


 5年間の小泉政権で秘書官としてささえてきた飯島氏。そりゃ資金的にも、内外のパイプや人脈も独自のものをつくってきた。飯島勲個人として、きたるべき一大政界再編に一肌脱ぎたいとおもうことがあっても自然だろう。


 飯島さんにいわせると、今度の総裁選挙で福田擁立劇は、「5人組にやられた」ということだろう。この5人組のドンは、森元首相。仮に今回、小泉再登板の推薦名簿が80人とか、100人になっても、小泉さんは再登板しなかったかもしれない。ただし、それこそ来るべき政界再編・つまり小泉新党への布石はうてた。


「参議院で圧倒的多数をにぎられてしまったら、むこう3年、いや6年は身動きできない」が飯島氏の持論。つまり、小沢戦略のすごみを一番よくしっている。
 だから、自民党が、総裁の首をいくらすげかえても、解散総選挙をいくらやっても、むこう3年間か、6年間は、蛇ににらまれたカエルも同然。しかも、わるいことに、森前首相をふくめた「新5人組は、頭の悪い旧泰然たる派閥政治と数合わせ政治。官僚に金玉握られて、また官僚政治が跋扈する・・・・」ということだろう。


 小泉が5年間やってきた改革はなんだったのか?


 ということだろう。
 もちろん改革は痛みがともなう。プラス面とマイナス面が同時にでる。今度の参議院選挙では、小泉改革のマイナス面が表にですぎてしまった。これはひとえに安倍総理の未熟さなんだけれど、小泉改革で危機感をもった官僚がみごとに巻き返ししてきた。


 飯島さんにいわせると、小沢政治こそ、旧来の自民党政治。改革という名のもとで、金権利権政治の象徴である田中角栄型の政治をなぞっただけ。ありていにいえば、政敵の利権はぶちこわして、あらためて自分のいうことを聞くとこにその利権を構造を再建させる。スクラップ&ビルトとはよくいったものだ。となるのだろう。


 自民党は、いくら頑張っても、むこう3年から6年は、蛇ににらまれたカエル同然。小沢に金玉にぎられたまま。衆議院解散総選挙は、いくらやってもこの致命的な構造はかえることができない。


 ではなにがあるか?政界再編だ。小泉新党だ。民主党も自民党もない。改革をやるひとだけが集まればいい。自民党、民主党内にあるねじれ現象をただせばいい。


 たとえば今回、福田康夫支持で暗躍した5人組や森首相らは典型的な旧自民党の利権政治家。民主党でいえば、公労協や日教組など地方公務員が組織する組合の支持をうけているダラ幹上がりの政治家。どちらも55年体制がうんだ利権構造にしがみついている旧来の政治家だ。小泉がやった郵政民営化は、そうした既得権益の政治をこわすことだった。


 今回、福田康夫で流れが、きまった一番の原因は、森喜朗の策略だった。小泉再登板のうごきがあるなかで、森喜朗が重大なリークをした。「小泉さんの再登板は100%ない」
 森と小泉が電話で話した内容だという。小泉さんの性格からして、「再登板するとも、しないとも」明言することはない。いや、むしろ「ありえない」といったかもしれない。それは、現段階でないわけであって、将来にわたっての可能性を否定したものでない。
 それが、福田擁立を画策している策士の森の手にかかると、「小泉再登板は100%ない」とマスコミにリークする。
 これが、福田康夫の流れをきめた決定打。


「何が何でも、福田は阻止する」
「仮に福田政権が誕生しても、一気につぶす」
「解散総選挙なんて、なまやさしいものでない。政界をバラバラにする」
「そういう局面になれば、小泉は誰に頼まれなくても、でてくるだろう。小泉ことはオレが一番よくしっている」


 そして、その流れを、「オレがつくる」


 
 ま、飯島さん、そんなところでいかがでしょうか?


 これは、うち流という、管理人流の解釈です・・・だいたい。
 ま、こまかいところでは、ボスや、辻野記者や、浅川さんとの意見の相違がだいぶあるのですが、


「おまえが、テキトーにまとめろ。そろそろ、そういう訓練をしてもいいだろう。必要な情報は俺たちが提供する。ただし、おもしろく書け。おもしろいのが一番。おもしろければ、少々、誤爆しても、まちがえてもいい。どうせ、ろくでもないブログだから。だれか文句いっきたら、辻野に謝りにいかせる」(ボス&辻野記者談)


 ということでした。
 よって、今回はだれの検閲もはいっていません。
 
 ご静聴ありがとうございました。
 
管理人拝

コメント / トラックバック17件

  1. BN より:

    すごく面白かったです。
    これからも続々お願いします。

  2. ASIMO より:

    面白かったです。
    飯島さんも、小泉さんもこれであきらめるような人ではないことに期待したいと思います。

  3. アールグレイ より:

    こう言う裏話はゾクゾクしますね。
    飯島さんは一匹狼になって暗躍するのかな?
    続報待ってますよ~。

  4. 受付 より:

    面白かったです。続編(あるのか?)もお願いいたします。

  5. ミー より:

    政治に疎い私でも最後まで読めました

  6. nonko より:

    いやあ、面白かったです。
    マジでありそうな話ですね。
    飯島、小泉この2人の動きは今後も注視します。

  7. 麻生vs福田の一騎打ち,自民党相殺選始まる

    またもわざと誤字タイトルシリーズです。
    自民党総裁選が始まりました。下馬評では麻生氏圧勝の予定でしたが,ここへ来て一気に多くの派閥が福田氏を支持したことから,総裁選の行方が分からなくなってきました。
    自民党総裁選、共同記者会見の主な内容(gooニュース) – goo ニ…

  8. REI より:

    消化不良で便秘状態に陥りました。もっと、深ーいとこ、お願いします。

  9. 飯島が辞表提出 政界から退場か?

    ないとう@なんで屋です。
    小泉純一郎を35年間支えてきた飯島勲元総理秘書官が、小泉事務所に辞表を提出したそうです。
    日本がアブナイ!::小泉の大物秘書・飯島が辞表提出!・・・小泉が福田首相誕生・阻止に動かなかったためか?
    電通を通して、日本のメディアを支配….

  10. 通報 より:

     悪質なワンクリ詐欺まがいの、コメントがはいっています。
     IPは、
    210.159.185.221
     IP禁止処分にしてください。
     

  11. 杉村太蔵くん尻をまくる

     時事のニュースサイトで杉村議員が反発=小泉チルドレンの会合退席??自民総裁選ちゅう記事を見つけた。
     でまあ本文を読んでみたんだが 小泉チルドレンと呼ばれる自民党の当選1回衆院議員らでつくる選挙塾「新しい風」(会長・武部勤元幹事長)は16日午後、党本部で…

  12. 喜八ログ より:

    自作自演サプライズ

    「新聞テレビに良心はない。存在するのは『売国心』のみである!」 これは私「r」の新聞テレビに対する「憎悪の念」であります。

  13. 岡目八茂久 より:

    自民党の腹は良くわかります。次の戦術は民主党との連立でしょうか。村山首相や土井議長の登場の歴史をみても歴史は繰り返すですね。小泉新党のもくろみは、厳しいですね。自民党も民主党も一番の敵は小泉新党の筈ですから。ここだけは絶対に排除しておきたい。

  14. 大井今朝雄 より:

    小泉新党誕生は確実
    ブログを読ませてもらいました。小泉革命Ⅱは福田総理が誕生して、古賀 誠選対委員長が誕生した時点で、一気に動きだした。古賀誠議員の小泉に対する敵討ちである、古賀誠議員の言葉「前回の選挙で地方にねじれ現象が生じた、それを正すのが私の役目」この時点で古賀議員は小泉チルドレンを次の選挙で締め出す作戦、北海道1区では小泉チルドレンに対し刺客を送り込むしまつ、これで自民党が分裂しないはずが無い・・小泉劇場Ⅱの開幕である、小泉さんは、小泉新党誕生を予告している、小泉純一郎のまさかの坂が永田町にできるのです
    更に小泉新党には民主党の若手、小沢一郎氏に不満を持っている議員が加わり、大連立を超える新党が誕生する。国民も、前回の選挙と同じように、無党派層票を多く取り組んだ、一大新党の誕生となり、国民の期待を一心に受けて、小泉待望論小泉新党が華々しく日本に誕生する


  15. 小泉チルドレンの逆襲
    道路特定財源の一般化法案は、小泉内閣の国民に対する、使命感の公約である。その大切な法案を、また10年延長すると福田内閣は、つなぎ法案を国会に提出した。小泉純一郎は堪忍袋の糸が切れたつなぎ法案に反対するか、福田総理問責決議案に賛成するか、小泉チルドレンの逆襲の始まりである。
    いよいよ小泉劇場Ⅱの開幕である
    2008年自民党分裂選挙を予告する

  16. 大井今朝雄 より:

    小泉新党誕生の原因
    1、小泉純一郎の言葉「なんとかの風」
    2、古賀誠議員の選挙近しの発言(今国会で、道路特定財源、一般化を廃案にしたい)(自民党内で意見の分裂)
    3、道路特定財源の一般化が自民党で閣議決定された。(しかし、必要な道路は造るの抜け道が加わった)参議院で民主党は、道路特定財源一般化を議決するか?
    4、期限切れとなるガソリン税再可決が実現出きるか?・自民党、若手の氾濫
    5、問責決議案で福田総理は追い込まれる、5月~9月に掛けて解散は必ず起こる。
    6、そろそろ民主党の若手にも小沢に反抗する勢力が多く出て来た
    7、福田内閣の支持率の低下(30%を切る)
    8、総理の時に実現できない道路特定財源、一般化が、小泉純一郎が何も発言しなくても、現実化して来た(ご満悦の顔)。

  17. 大井 より:

    2008年8月1日(金)福田内閣改造、「小泉排除内閣」この内閣改造で、小泉革命は、動き出した。
    2008年9月~2009年2月に、衆議院に福田内閣「不信任案」が提出され、圧倒的多数で可決される。
    「内閣不信任案」の衆議院可決で、国会は一気に解散総選挙へと追い込まれて行く。
    いよいよ小泉新党の誕生である。日本の夜明け、「日本を想い日本創る」小泉革命の総仕上げに入って行く。

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