「政府へ尋問の筋(すじ)これ有り」(西郷隆盛)とは・・・・・・・・


 鳩山邦夫総務相が日本郵政の社長人事問題で、辞表を提出した。
 ここで、
「政府へ尋問の筋(すじ)これ有り」という西郷隆盛の言を引用した。


関連記事:鳩山邦夫総務相 「未熟な政治判断」  2009年06月12日
       鳩山新党 「わかってください」 鳩山五人衆  2009年06月13日




 いわゆる「西南戦争」とよばれる西郷らの挙兵にあたり、彼らが発した文書である。

 原文は以下。

拙者どもこと、先般御暇の上、非役にて帰県致し居候処、今般“政府へ尋問の筋これ有り”、不日に当地発程致候間、お含みのため此段届け出候、もっとも旧兵隊の者ども随行し、多人数出立致候間、人民動揺致さざるよう、一層御保護御依頼に及び候也
(「お暇を頂いて帰省していましたが、このたび、政府へ尋問したいことがありますので上京します。大人数となりますが、人民が動揺しないようお気をつけ下さい」)

 では、この時の、「政府への尋問の筋」とは、何であったのか?

 当方の遠藤顧問が緊急寄稿です。


遠藤顧問の歴史だよ!  
特別版二十一回目 西郷隆盛について
by 遠藤顧問


 
・・・・・・・・・それでは、「政府へ尋問の筋」とは何であったのか。

 それは鹿児島で捕縛された警視庁の(少)警部、中原尚雄が自白した「西郷暗殺計画」であった。当時、大警視の川路利良(大久保利通の腹心と見られた)は、鹿児島県出身の警部・巡査である中原ら二十余名を“休暇帰省”と称して鹿児島に潜入させていた。彼らは、政府が警戒していた西郷ら私学校幹部や私学校生徒の動向を偵察すると同時に、西郷一派の分断工作を試みようとしていた。
 ある時、中原は知人に「西郷を“しさつ”するために戻ってきた」と話した(他に、「自分は刺し違えても西郷を止める」と言ったという説もある。なお山縣有朋によれば、“しさつ”は“視察”であって、それが“刺殺”に間違えられたという)。これが「政府による西郷暗殺の陰謀」の証拠と判断されて、中原は私学校生徒らに捕縛された。そして、激しい尋問(拷問?)の末、彼は「西郷暗殺計画」があったことを自白したのである・・・・・・・・・・(本文より~)


 西郷隆盛を尊敬し、愛読する鳩山邦夫氏がこの歴史的な由来をしらぬはずはない。では、西郷に対して、「西郷暗殺計画」があったとするなら、鳩山に対して「郵政・鳩山暗殺計画」(当方ボスが命名)があったのであろうか?

「ま、暗殺計画というと大げさだが、それに似たようなことがあったのだろう。それを鳩山は思いとどまり、話していない。オレも、今は、話すべきでないとは思う。
 当時の西郷隆盛は、正三位、現職の陸軍大将であった。もし、彼を暗殺する計画が政府内に存在したとなれば、これは上京して政府に問責すべきである。これは当然のことだろう。ま、ここは邪推をしてもはじまらない。そのうち明らかになるだろう。ここは、ひとつ西郷隆盛について、もう一度、歴史をひもといてみたい」(当方ボス談)

 ということで、特別版として遠藤顧問の緊急寄稿です。

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特別版二十一回目 西郷隆盛について 2009年6月16日





コメント / トラックバック2件

  1. 葉隠れ より:

     西郷隆盛が立派な人物であったことに対しては何ら異論はありません。その事とは別に、遠藤先生に一読して頂きたい資料がございます。それは『大久保利通傳』上中下の下巻(著者勝田孫彌・マツノ書店)です。下巻には西南戦争前の事情、西南戦争の発端、西南戦争と三章に分けて詳細に記されています。西南戦争の発端の章には、中原尚雄や私学党(校が党に変じている)側の意を受けて、中原を探っていた谷口登太そして慶応義塾の学生で中原と同じ時期にたまたま帰省し、混乱に巻き込まれた柏田盛文三名の始末書(鹿児島県警察による拷問の後に書かされたもの)と九州臨時裁判所にてそれぞれ陳述した口供書の全文が掲載されています。これを読んでいますと、私学校が、創設時に於ける西郷の趣旨に反し、いかに細胞分裂を起こして膨張していったか、そして県として応援したいという県令大山綱良の最初の思いから離れ、癒着状態に陥っていったかが判ります。また「今日の現状は、恰も四斗樽に水を盛り、腐縄を以って之を纏ひたるが如し」という村田新八の談話は当時の状況を端的に表しています。
     

  2. フェアリー より:

    私は鳩山邦夫議員を支持してきましたが、今までの事を調べると、鳩山邦夫議員は人権擁護法案賛成・外国人参政権賛成!で2007年10月29日の国会答弁で当時鳩山法務相は「日本に人権擁護法案が無いというのは情けない事では無いか」と言って、人権擁護法案の再提出に強い意欲を表明した人です!鳩山邦夫議員は保守では無いです!何故、そんな人を応援し支持するのでしょうか?売国法案が目白押しなのに、保守と保守を刺し違えさせ、反日左翼は大喜びでしょう!次々と売国法案が成立し日本崩壊は加速されます。非常に残念です!私は戸井田とおる議員を支持してきましたが鳩山邦夫議員について行くなんて失望しました。自分達の保身しか考えていないのか、日本は反日左翼に乗っ取られても良いのか?利敵行為をしてはいけない。鳩山兄弟のコラボでしょうか?民主党がJP労組23万人の票の取り込もうとしています。保守と保守を刺し違えるなど本当に情けないですね。日本と日本人を守ってこそ保守なのに。正義を振りかざすインチキ保守など要りません。

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