「くる天」の課金システムの優位性


 当方の有料サイト、ニュースソース・NewsSource(有料版)は、くる天さんのシステムを利用しています。
 有料サイトをたちあげて実質的に半年が経過しましたが、順調に稼働しています。(営業的には、当初予想どおりに、まったく順調でない・笑)

 今回は、このくる天さんのシステムの優位性について書いてみようとおもいます。実は、当方が「有料ブログ」を立ち上げたことにより、複数のブロガーさんから、「くる天さんのシステムはどうですか?」という問い合わせがあります。
 それに対する当方の回答でもあります。

 当方が、試験的に「有料サイト」をたちあげて、実は、多数のマスコミ関係者も冷やかし半分で、注目しています。また、その問い合わせも多数あります。
 その理由は、

1:マスコミ各社ともに、インターネット利用した有料サイトの運営を考えていたり、一部で運営しているが、実際にはなかなか軌道にのっていない。すでに撤退したところもある。

2:つまりインターネット上の記事は、無料ということが半ば常識化しており、そこで有料サイトを立ち上げても、読者はついてこない。

3:課金のシステムや、そのメンテナンス、構築の為の経費の問題。

 ということです。

 つまり、有料サイトをやっても「せいぜい、100人ぐらいしか読者はつかないだろう」(マスコミのWeb担当者)というのが、業界での率直な感想なわけです。
 つまり、インターネットで、商業的に運用しようとしたら、直接課金ではなくて、広告とか間接収入にたよらざるをえない。

 というのが、一般のマスコミ業界での常識。
 つまり、マスコミ業界では、まだ、ネットのビジネスモデルはできていない。
 実は、ここに昨今のマスコミ業界不振の理由があるのです。



 で、当方が半年やってみた結果はどうだったかというと、ほぼその予想通りです。有料読者はなんとか、300人規模にはなっていますが、ご存じのように商業的に運営できる段階ではありません。
 当方では、売り上げの約60%を筆者への原稿料ということで割りあてさせていただいています。この60%というのは、当方のボスが「断固、ゆずれない線」ということではじめました。しかし、それでも記事一本、あたりの原稿料は、3000円前後にしかなりません。

 通常の原稿料で考えたら「原稿用紙一枚3000円の間違いでないか?」となってしまうような金額です。
 それでも寄稿いただいている筆者の方は、「まさに奇特な方」(辻野記者談)で、こちらとしては「おつきあいいただき感謝感激!」(北岡記者談)なわけです。

 しかし、これはあくまでも、サイト運営者と筆者という身内の話で、読者の方からみれば、「そんなのこっちは関係ない。それよりも、もっとおもしろい記事をいれろ!さらに、有料なんてケチなことをせずに、無料で公開しろ!」となるでしょう。実際、そういう問い合わせも多数あります。

「石の上にも3年」(当方ボスの意外なまでの口癖)ですから、ありとあらゆる知恵を絞り、さらにみなさんのアドバイスをもらいながら、試行錯誤は、最低でもあと2年半は続く予定ですので、冷やかし半分の業界の皆様。まだまだ、継続して「冷やかし」てください。


課金システムの現状

 システム的には「課金システム」は、決済の安全性も含めてほぼ確立しているとみていいでしょう。ただし、海外サイトなどでは、クレジット決済での不正利用や不法利用の報告があがっていますが、くる天さんなどが利用している、テレコムペイメント社の決済システムはすでに安定してそのシステムや決済機能は稼働しています。
 当方でも、この決済システムを利用していますが、過去半年間の間、決済上のトラブルはひとつもありません。

 課金サイトや、課金ブログをつくる場合は、

1:安心、安全なクレジットや電子マネーの決済システム。
2:そのソフトの運用システム。
3:そのメンテナンス。

 が必要となるわけです。

 実は、有料サイトを立ち上げるにあたって、この「課金サイトシステム」についてかなり研究しました。ある大手のマスコミでは、独自にそのシステムを構築しました。専用のサーバー、専用のソフトウェア、専用の決済システム、専用のメンテナンスシステム。なんと、その構築のために1000万円以上の初期投資がかかり、さらに運用のために年間に100万円以上の維持費がかかるといいます。
 特に、初期の段階で、このシステムにとりかかったところでは、数千万円の費用がかかっています。うちの読者でこうしたシステムに詳しい方によると「それは、ソフトウェア会社にぼったくられただけ!」(笑)となるのですが、これだけの初期投資をしても、多分、いまだに未回収なままでないでしょうか?いや、未回収です。未回収どころか、そのシステムも数年たっと、「古くなり、あらたなシステムの構築を提案された」(大手マスコミのweb担当者)。

 こうなったら、経営者の立場にたったら、「ネットはカネばかりかかり、少しも回収できない」となるでしょう。実際は、こうした初期投資や運用費で、数億円の赤字をだしたままの大手マスコミのwebもあります。

 つまり、マスコミ関係者にとって、「ネットはバラ色の未来」があるどころか、カネばかりかかり、回収できない、それどころか「無料のインターネット」がどんどん増殖して、肝心の印刷モノの売り上げはどんどん落ちる一方・・・・と「崩壊の危機」に直面してしまうわけです。

 当方でも、独自の課金システムや決済システムを考えました。
 利益を度外視して、「100万円程度で、そのシステムを構築してもいい」という提案もありました。そのシステムができれば、ずーっとそのシステムをつかえる。さらに、そのシステムを他人に貸すこともできる。
「一端、課金システムをつくれば、あとは自動的に課金の手数料がはいってくるから、1粒で2度おいしいかも」(北岡記者談)という邪悪な目論見もありました。

 しかし、賢明なソフトウェアの開発者ならば、システムには運用やサーバーのメンテナンスが必要。さらに今の時代だと、そのシステム自体が数年で古くなることもある・・・ということを知っているでしょう。

 つまり、「おたくに、そのシステムを運用できるSEさんはいますか?」となったわけです。これを外注すれば、当然、そのコストもかかる。
 課金記事で、何千万円とかいう売り上げを見込めるのであれば、それは問題ないが、その見込みは、「全くない」(業界の常識)となったわけです。当然、当事務所にそうした技術や知識をもった人材はいない。いないどころか、辻野記者や釜台記者をはじめIT音痴が主流。

 ボスは地道に勉強して、ブログの入稿も、サーバーへのアップロードも、一部のHTMLは少しは理解できるようになったが、基本的には「かなり怪しい」(ボス本人談)なわけです。

 そこで、こうしたシステムを運用している会社に手数料を支払い、「間借りさせてもらうのが、一番いい」となったわけです。

 しかし、ご存じのように、ブログを運用しているASPさんは多数あるけれど、課金ブログシステムを運用して提供しているところはほとんどありません。
 ある大手のASPさんは、「有料ブログのマーケットがあるとはおもえない」と率直にいいます。
 しかし、調べてみるとそのシステムをすでに構築して、提供しているところはいくつかありました。
 いずれも、手数料は30-40%。
 手数料は安いにこしたことはありませんが、それよりも、一番大事なのは、「決済システムの信頼性」と「システム運用の安定性」です。また、決済のシステムはクレジットカードだけでなくて、複数の決済システムがあったほうがいい。
 さらに重要なことは、そのシステムを「当方が実際に使えるか?」なのです。
 特に重要なのは、「当方が負担なく使えるかどうか?」になるわけです。
 特に、当事務所ではこれが、一番重要なテーマでした。


「くる天」の課金システムの優位性


 そこで当方の遠藤顧問が、元部下の人にあたりをつけて、みつけてきたのが「くる天」さんの「課金システム」です。
 これは、圧倒的に優位性をもっていました。
 
1:初期投資がいらない。課金手数料が20

コメント / トラックバック2件

  1. BN より:

    以前は有料読者でしたが、最近は止めてしまいました。月額1000円というより、気分は1記事1000円という感じなので期待と実際の落差が大きいのかもしれません。
    あと、普通のサラリーマンで株にも興味のない自分がわざわざ有料で政治の記事を含めて読んでもどうしようもない、生かせないというか・・・。消費するだけなのでなんだか勿体無いという・・・すみません。
    こちらは信頼できるサイトなので、本の推薦はありがたいです。(つづく)

  2. BN より:

    (つづき)
    収益源、あとは、オンライン広告.comとかで広告獲るとか、SEO対策の被リンク対策として枠を販売するとかじゃないですか?このサイトが目指す収益源とは全く別方向になりますが・・・。
    営業でブログをする場合は、バックヤードに販売するサービスがあるからだと思いますが、同じ「記事」という販売品目だったら、微妙な気がします。
    わかる人はわかって安い!と思ってるでしょうけど、わからない人は無料とどうちがうの?高い!という感じかもしれません。
    文句ばっかり、貶してばっかりで申し訳ないのです。
    でもこちらのサイトは、有料ブログの希望の星ですので、ぜひとも成功していただきたいと思っております。

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